_そもそもリクルーターってなに?

内容ダイジェスト】

◆リクルーターとは主に2つの役割を担っている
 (1)会社のプロモーションとしての役割
 (2)選考要素としての役割

◆リクルーターがいる会社と、いない会社がある
 ⇒全体の20~30%ぐらいの会社がリクルーター制度を使っている!
 ※特に大手が多い傾向にあり、金融業界や自動車業界は多い傾向

◆リクルーターと接触する最初のキッカケは?
 ⇒ESを出した後やセミナーに参加した後に連絡が来ることが多い!

プロローグ
就活でよくある悩みや陥りがちな罠を紹介しながら、ストーリー形式で解決していく構成になってます。登場人物と自分の性格を照らし合わせて、共感できる部分はぜひ参考にしてください。

登場人物

~就活マスター~

就活のことなら何でも知ってるプロのアドバイザー。

~ヒカリ(就活生)~

楽観的な性格。直感で判断することが多く論理性に課題。

~トオル(就活生)~

冷静でクールな性格。頭で考えすぎて動けない事が多く行動力に課題。


ヒカリ

選考が進んでる会社で聞きたいことがある時って誰に聞けば良いのかな?

トオル

リクルーターに聞いてみたらどう?

ヒカリ

リクルーターって何か聞いたことはあるけど、なにそれ??

人事とは違うのかな?

トオル

えっ?!
そう聞かれると、俺も詳しいことは分からないな。

就活マスター

リクルーターについてお困りのようですね!
ちゃんと理解しておくと就活を有利に進められるので、しっかり抑えておきましょう!

トオル

助かります!!
よろしくお願いします。

就活マスター

まずリクルーターとは人事の方だけでなく、あらゆるポジションの社員がやっています。

そしてその役割は大きく2つあります。
会社のプロモーションとしての役割と、適切な人材なのか判断する選考要素としての役割です。

学生と接点をもって、会社の魅力を伝えたり、学生の不安を解消することで、会社のブランディングを強化しています。
それと同時に色々な話を通して、会社の考え方に合っているのか、ミスマッチは起こしてないか、などの情報を選考時の判断材料にしてます。

ヒカリ

リクルーターって色んな社員がやってるんですね!

それだけ知ってると選考要素がないと思って気を抜いてしまいそうですが、選考要素もあると知っていれば、それなりに気を付けて話が出来ます!

トオル

どの会社もリクルーターっているもんですよね?

就活マスター

リクルーターがいる会社と、いない会社があります。
そしてリクルーターがいる会社も、学生から選択することはできず、企業側から選ばれた就活生のみ、リクルーターが付きます!

なので、トオルさんがアドバイスしていた、「困ったときはリクルーターに聞いてみる」という事は難しいのです。

もちろんリクルーターが付いている人であれば、困ったときに聞くことはできますよ。

トオル

そうなんですね!
理解せずにアドバイスしちゃいました。

ヒカリ

私は今、リクルーターが付いてないから企業から選ばれてないってことですか?!

じゃあこの後も選考通過する可能性が低いってことですか??

就活マスター

いやいや、そんなことないですよ!
リクルーター制度がある会社がそこまで多くないので、リクルーターが付いてなくても落ち込む必要はありません。

リクルーター制度がある会社でも、リクルーターが付いてないと内定が出ないわけじゃないので、就活生はそこまで意識しなくて大丈夫ですよ。

ヒカリ

ちなみにリクルーター制度がある会社は大体何パーセントぐらいですか?

就活マスター

そうですね。
全体の20~30%ぐらいです。

従業員数が多い会社になればなるほど、リクルーターがいる確率は高くなります。
あと業界でも傾向はありますね。

金融業界(銀行・保険)や自動車業界は特にリクルーター制度を使っている会社が多いです。

トオル

なるほど。ある程度傾向はあるんですね。

ちなみにリクルーターと接触するキッカケは何が多いんですか?

就活マスター

リクルーターとのファーストコンタクトですか?

キッカケとして多いのはエントリーシートを出した後に連絡が来るパターンか、
セミナーに参加した後に連絡が来るパターンです。

ゼミの先輩やインターンシップ先から連絡が来るパターンもありますが、そんなに多くはありません。

メインはエントリーシートとセミナーがキッカケになってます。

トオル

そうなんですね。
じゃあリクルーターに付いてもらいたかったら、セミナーでの印象やエントリーシートの内容が運命の分かれ道ですね。

就活マスター

はい、そうです!

・・・と言いたいところですが、実情は違うみたいです。

ハッキリしたことは言えないですが、リクルーターが付いた経験を持っている学生の傾向を調べると、きれいに高学歴が上位を占めてます。

国立大学、早慶上智、MARCHのような、いわゆる高学歴ばかりが経験しているので、エントリーシートの内容も見るとは思いますが、学歴フィルターがかかった上で、選抜されていると見るのが自然です。

ヒカリ

結局、学歴を見るのかー!!

まぁでも仕方ないですね。
企業側の仕組みは変えられないので、今のルールで戦って勝ちます!!

就活マスター

そうです!
そうやってポジティブに捉えて、自分の魅力を最大限伝えられるように勝負をしていくしかないです。

しかも内定を取ってる人はリクルーターが付いてない人もかなり多いので、リクルーターが付く付かないで、そこまで一喜一憂する必要はありません。

ただリクルーターが付いた人は、うまく活用することで、より有力な情報がキャッチできたり、面接での通過率が上がったりするので、そのあたりのコツも知っておいた方が良いと思います。

リクルーターの活用方法はまた別の機会に詳しく話しますね。

トオル

はい、ぜひお願いします!

リクルーターが付いた時のために知っておきたいです。

ヒカリ

自分自身は経験しなかったとしても、友達が困ってたらアドバイスしてあげられるもんね!

就活マスター

素晴らしいですね!
では次回その話をするので待っててください。

トオル

まずはリクルーターに関して正しい知識が身に付いたので、助かりました!!

ヒカリ

もう私に変なアドバイスしないでよね!笑

トオル

悪い!悪い!!

でもヒカリなら企業に問い合わせして「リクルーター付けてください!」って言えそうだよな!笑

ヒカリ

なによー!
私も結構繊細なところあるんだからね!

就活マスター

それは意外ですね!
今まで繊細なところを見たことはないですが・・・笑

ヒカリ

マスターまでひどーい!!

でも確かに”繊細”は言いすぎたかも・・・笑