_個人面接~圧迫面接~攻略法

内容ダイジェスト】

◆圧迫面接をする企業の狙いは大きく2つ
 (1)プレッシャーに強いタイプか見極めるため
 (2)覚悟を見るため

◆覚悟を伝えるためのポイント2つ
 (1)目線
  ⇒力強く相手を見てブラさない!
   目が泳ぐと一気に信憑性が下がる。
 (2)声量
  ⇒大きな声で伝えるだけで説得力◎
   声が小さいだけで自信が無さそうに見える。

プロローグ
就活でよくある悩みや陥りがちな罠を紹介しながら、ストーリー形式で解決していく構成になってます。登場人物と自分の性格を照らし合わせて、共感できる部分はぜひ参考にしてください。

登場人物

~就活マスター~

就活のことなら何でも知ってるプロのアドバイザー。

~ヒカリ(就活生)~

楽観的な性格。直感で判断することが多く論理性に課題。

~トオル(就活生)~

冷静でクールな性格。頭で考えすぎて動けない事が多く行動力に課題。


ヒカリ

最後は圧迫面接に関して教えてくれるんですよね?!

就活マスター

そうです。
これで「ヒアリング重視面接」「説明重視面接」「圧迫面接」と3つのパターンの攻略法がわかると思うので、自信をもって個人面接に臨みましょう!

ヒカリ

はい!
あとは勢いでカバーします!
よろしくお願いします。

トオル

勢いだけじゃなくて、ちゃんと教えてもらったことを実行に移さないと意味ないからな!

就活マスター

一度聞いただけですぐ出来たら誰も就活は苦労しないですよ。
全部を実行に移すというよりは、1個か2個ぐらいに絞って、ここだけは外さないようにしよう!と面接に臨む方がうまくいきやすいです。

ヒカリ

ですよねー?!

だってよ!トオル!!

トオル

わかったわかった。

俺が悪かったよ・・・

就活マスター

人それぞれ就活スタイルがあるので、その人の魅力が一番出るやり方をオススメします。

それでは個人面接の圧迫面接について解説していきますね。

企業の狙いとしてはグループ面接の圧迫面接と変わりません。
【1】プレッシャーに強いタイプか見極めるため
【2】覚悟を見るため

この2つがメインの狙いになるでしょう。
グループ面接と個人面接で違うところは、【2】の覚悟を見るための圧迫面接が多くなるところです。

個人面接を通過すると、最終面接になる企業が多いので、覚悟がある人に最終面接を受けてほしいという企業の想いが、結果的に圧迫面接に繋がっているケースもあります。

トオル

選考が進むごとに”覚悟”を見られる傾向があるんでしょうか?

就活マスター

はい、それは確実にあります!
選考が進むとそれだけ役職が上の人と面接しますよね。

記念受験みたいな感覚で選考している就活生や、内定取っても絶対に入社しないと思っている就活生に対して、役職が上の人の時間を使うのは、もったいないと考えるのが普通です。

だから企業としては、それなりに”覚悟”をもって選考を受けてる就活生と、そうでない就活生を見極めたいのです。

ただ、圧迫面接にしなくても”覚悟”を見ることは出来るので、最近では圧迫面接をする企業はだいぶ減ってきているように感じます。

ヒカリ

確かにそうですよね。
圧迫面接をわざわざやらなくても”覚悟”を見ることはできると思います!

就活マスター

ただ古い体質の会社はまだ圧迫面接を重宝している場合もあるので、就活生としては、対応策を知っておいた方が得です。

では、どんな点に気を付けるのか、ポイントをお伝えします。

【1】目線
【2】声量
この2つが大きなポイントになります。

基本的には非言語表現(ノンバーバル)が重要です。
覚悟がある人は、言葉だけでなく、非言語表現でも覚悟を伝えてきます。

例えば、目線が左右にそれたらウソを付いている印象を与えたり、ごまかしている印象を与えます。

だから企業から「本当にうちの会社はきついけど大丈夫?」と聞かれて、
「はい、大丈夫です!」と答えても、目が泳いでいたら、「大丈夫じゃなさそうだな」という印象を与えます。

相手の本気度合いを見ようとしたら、「目線」は非常に重要な参考データになるのです。

トオル

確かに相手が目を合わせてくれない時って、何か怪しいなって思いますよね。
面接でも同じような効果が出ちゃうんですね!

就活マスター

そうです。
だから「目線」は、力強く相手を見て、ブラさない!
これだけでも”覚悟”を伝えることが出来るので、圧迫面接への対処法として有効です。

そして次に「声量」もインパクトが大きいです。
どんなに正しいことを言っていても、声が小さいだけで、自信が無さそうに見えて説得力に欠けます。

人は意外と単純で、声の大きさと説得力は比例するのです。
だから、”覚悟”を見られている場面で、声が大きいと「なんか大丈夫そうだな」という妙な安心感を与えることがあります。

ヒカリ

すごいわかります!
私声が常に大きいので、昔からよくグループで発表するやつとかプレゼン担当になってました!
自信があるわけじゃないのに、なんか説得力あるって評判で♪

色んな機会で褒められた事があるんですが、マスターの今の説明ですごい納得しました。

就活マスター

やっぱりヒカリさんは、プレゼン向きですよね。
声量はそれだけ影響が大きいんです。

圧迫面接では、心理的に弱気になったり、後ろ向きになったりしやすいので、意識的に声を大きく出すように心がけてください。

トオル

わかりました!
圧迫面接に負けないように頑張ります!

ヒカリ

あれ?トオルもう既に声小さいんじゃない?
もしかしてビビってるの??

トオル

いや、俺が小さいんじゃなくて、
お前が大きいんだろ!?

ヒカリは意地悪だな~!!

ヒカリ

意地悪じゃなないよ!
トオルのためを思って言ってるんだからね!

就活マスター

そうそう、伝え忘れてましたが、圧迫面接をされた時は、決して面接官から嫌われてるわけじゃないので、気持ちを切り替えてくださいね。
あくまでも仕事で嫌われ役を買ってるだけなので!

ヒカリ

そうそう、私も嫌われ役を買ってるだけだからね!

トオル

ずるっ!
うまく便乗したな!